私たちの社名であるメビウスメディカルですが、その由来をたどると(少し大げさですが)、栃木県益子の陶芸家、瀬戸浩さんの作品(左のリンク先は瀬戸さんが作った別の「メビウス」です)に行きつきます。
この写真は、私が卒業した自治医科大学の地下1階に平成7年(1995年)7月7日に作られた「アートインホスピタル(今はもうありません)」で撮影されたものだと思います(自治医大医学部1期生の佐々木康雄先生が執筆されたブログから拝借しました)。
阪神淡路大震災で一度壊れたのちに作者の手によって復元されたものだ、と大学書房の前社長である金田英雄さんから医学生の頃に繰り返し聞かされていた私にとっては、この作品は再生の象徴です。
つい先日、益子にお住まいで瀬戸さんをご存じの方が、偶然、弊社のよろず医療相談に来てくださったのですが、すでに亡くなられた金田英雄さん(私たちは、しゃちょう、と呼んでいました)から「関くん、がんばれよ!」といつも見せてくれていたあの満面の笑みで呼びかけられたような気持ちになりました。
この話をすると長くなるので、また、思い出したころに投稿したいと思います。
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