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​ごあいさつ

 「はなそう」という名前やロゴが決まり、約1年が経過しました。なんでも相談できる医療相談所はなそう(水戸市南町)の運営と産業保健事務所(産業医活動)を2本の柱として経営を続けています。代表である私は医師ですが、はなそうは医療機関ではありません。お話ししかできない場所ですが、ニッチな需要がありまして、ほそぼそと、そして、機嫌よく、事業を継続しております。

 今年度(2024年度)の大きな変化としては、営業日を週に1日減らして、水曜から土曜の営業としました。会社の身の丈に合わせたということですが、産業医訪問はむしろ月曜・火曜に集中させ、営業日は私はできるだけはなそうにいて、相談を受けたり、いろいろな方とお会いする時間を作りたいと考えたこともあります。週に3〜5名程度の方が初回相談、「はじめてのはなそう」にいらっしゃっています。みんなではなそう、という予約無しで来ていただいて、ケーキを作ったり、ワークショップをしたり、という日を月に1日作りました。相談が入っているときは中では騒げませんが、ワークショップのときは大変賑わっております。時間帯に応じて、場の使い方を変えていく、ということをより意識して行っていきたいと思います。

 産業医としては、直接契約している事業所との契約を主としていくように、契約の見直しを進めています。私としては、はなそうが運営できる程度の収入があれば十分なので、時間には限りがありますし、やはり、ご自身の会社を良くしたいという熱意のある事業所様を優先したいと考えております。お困り事がありましたら、スポット産業医業務依頼も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

 最後に、今後の展望ですが、訪問カウンセリング、というのをなんとか始められないかな、とは考え続けています。ニーズはあるようなのですが、弊社の人員不足もあり、始められてはいません。のんびり考え続けていきます。

​2024年7月28日 代表社員  関 義元

以前のご挨拶

 2022年11月、予定より2カ月遅れましたが、水戸市南町一丁目交差点角に弊社事務所を移転しました。この南町事務所(仮称。現在、正式名称やロゴ、ステートメントなど検討中です。)は、産業保健事務所であり、医療相談・カウンセリングも行いつつ、街中で何かしらの文化的な役割も持つ場所にしたいと考えています。この場所なんだろう、私が入っていいのかな、あの絵本が読みたい、ちょっと休ませて(授乳室、カームダウンルームとしてもお使い下さい)、病院やクリニックじゃないのに「医療相談」ってどんなことが相談できるの、とか、何でも結構ですので、火曜から土曜の10時~18時に加え、灯りが点いているときに、気軽に立ち寄って「相談の相談」をしていって下さい。
 尚、現在、産業保健サービス(+医療顧問サービス)の新規契約について、多数のお問い合わせを頂いております。より親身で丁寧なサービスが特徴です。救急科専門医・総合内科専門医でもあり、救急(化学物質による中毒など)や身体疾患にも詳しいです。産業医としては、現時点で17事業所と契約を結んでおり、これまで20事業所以上(従業員2000名以上の事業所を含む)で活動してきましたので、どのような業種の事業所であってもお力になれると思います。茨城県内で産業医をお探しの事業所ご担当者様におかれましては、弊社産業保健サービスを是非ともご検討ください。

2022年12月  代表医師 関 義元

 

「好きで病気になる人は居ませんよね」
 これは私の口癖で、医者になっても一貫して変わらない考えでもあります。病気になると周囲の人に謝ったりするのはおかしなことですが(でも私もよくやります)、とくに、こころの問題って、その人の責任とされることが多いように思います。
 私自身、2年前まで20年来、臨床医として病院に勤めてきましたが、最後の1年は全くやる気がわかず、医学に対する興味もなくなりました。医者が勉強しなくなったら辞めるべきだ、と常々公言していたこともあり、2020年3月に全ての職を辞しました。
 実はそのころ、自分が受けるためにカウンセリング先を探していました。でも、県内には気軽に行けるところが見つかりませんでした。精神科のクリニックに行くほどじゃない、だけど、話を聞いてほしい、医者を仕事にしていてもそう思いました。
 病院を辞めてから1年余り、企業を支える産業医の仕事に加えて、コロナで大変になった保健所や、県クラスター班のお手伝いもしました。そこでは、介護施設や中小企業で、コロナが無くとも大変な思いをされている方に数多く出会いました。お話しして、少しの助言をするだけで、喜んでくださる方がいたのですが、そういった経験から、逆に私が勇気づけられ、何か恩返しをしたいと考えるようになりました。
 私は、病院にも勤務し続けられず、大した業績もない、言わば、落ちこぼれの医者です。だから、リラックスしてよろず医療相談へお話しに来てください。相談者の年齢は問いません。親身になってお話を聞き、医療に関係ないことでも興味を持ち、一緒にため息もつきます。カウンセリングは、優しい雰囲気を持つ、経験豊富な公認心理師が担当します。
 相談された方の秘密は必ず守ります。私たちは多職種連携はせず、ただ、あなた個人に対してのみ関わっていきます。あなたを、癒し、成長できるよう支え、勇気づけたいと思います。
 また、産業医として、中小企業や公的機関の皆さんを支えていきます。経営者、従業員の方々だけでなく、そのご家族からのあらゆる医療相談にのりつつ、産業医に求められる責任を誠実に果たします。特に医療福祉介護事業所の方、対人援助を生業とする皆さんに関しては、サービス利用者に関する相談も受け付けます。

 2022年11月には水戸市南町に事務所を移転する予定で、NPO法人チア・アートさんと協力して、アートを通じた街づくりにも貢献していきます。まだまだ始まったばかりですが、一人でも多くの方たちとお会いして、お話しできることを楽しみにしています。

2022年4月  代表医師 関 義元

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​プロフィール

1993年 茨城県立水戸第一高等学校卒業

1999年 自治医科大学医学部卒業

大学卒業後、千葉・茨城県内で地域医療に従事

2009年から2020年まで、茨城県立中央病院 に勤務し、総合診療科、救急科で指導医を務めながら、茨城県内の精神科と身体科の連携に関わり、統括DMATや救護班として国内災害への派遣も経験。県クラスター対策班でも活動。

 

【資格】

・日本医師会認定産業医

・日本医師会認定健康スポーツ医

・日本救急医学会救急科専門医

・日本内科学会総合内科専門医

茨城海上保安部健康管理医

​提供サービスについて、ご不明な点やご相談などありましたら、お気軽にお問合せください。

029-246-5534(水~土曜日 10:00~18:00)

ジューシー
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